乙女座について|星座の性質

乙女座の要素

  • Key consept/I analyze(私は分析する)
  • Ruler/水星
  • Elements/地
  • Quality/柔軟宮
  • Gender/女性
  • House/6ハウス(日常生活・仕事・掟)

牡羊座から獅子座までの自意識が作られ他者を認識し、自己肯定の時期を経て、乙女座はさまざまな出会うものに対して分析し、客観的に学び、実践し、人とのつながりの中で”より確立した自分を発見したい”と願う星座です。

乙女座の”地”のエレメントは地道にコツコツと進みながら感覚的に実感を得ることを求めます。クオリティは”柔軟宮”となり、”柔軟宮”は、春から夏へ(ふたご座)、夏から秋へ(乙女座)、秋から冬へ(射手座)、そしてまた冬から春へ(魚座)といった、それぞれの季節の変わり目に位置する星座たちです。

どんな状況も変化するということを生まれながらにして理解している”柔軟宮”は、変化を受け入れて場に適応する能力を持ちます。また支配星が”水星”で、情報アンテナが敏感で場の空気を読むことが得意です。

乙女座はその季節の終わりと始まりの間に誕生し、ちゃんと準備はできているか、向かう方向性は合っているのか悩みつつ、確認しながら一歩ずつ進んでいきます。

謙虚さ(時に答えを出せない意志の弱さや恥ずかしがり屋の一面)を持ち、目的を達するために個人的な感情よりも知性に働きかけ、他の人に対して自己をアピールすることよりも、しっかりと目の前の仕事をこなそうとします。

自分や社会の成長のために常に分析し分類するので知能も高く、体感と同時に頭で考えるスピードが大変早いので、難しい仕事でも本質を見極め、さらに良くなるよう修正しながらまるで魔法のようにさらさらと器用にやってのけます。

しかし完璧主義であるからこそ失敗を恐れ、現状から抜け出せないようになることも。プライドも高く、アイデンティティ(自己確立意識)を守るためになかなか自分を弱く見せることができず、人に頼れず無理をしてしまうこともあります。

人一倍気疲れしてしまうので、心を癒しリラックスできる自分の時間をもつことが大切です。部屋を綺麗に保つすることも乙女座にとって大変重要です。

人との付き合い方

物事を細部にわたって分析しているので人が必要としていることによく気づき、理解力も早く場の空気を読むことにも長けているので、気遣いが行き届いた立ち振る舞いができます。

完璧主義であるため、秩序が守られない時などに違和感を感じます。そして常識を相手に押し付けて反感を買うこともあります。ストレートな物言いに傷つく人や、辛辣だと捉えられることもありますが、乙女座は大変シャイで、自分の心をなかなか素直に明かすことができません。しかし全てはよくしていきたいという思いから。

そんな時は他人との距離をあけて客観的に観察し、決して感情的にならずに、自分は本当は何が言いたいのか、その人は何を求めているのかをじっくり分析して丁寧に伝えましょう。きっと思いは届くはずです。

また、自分に厳しく他人に厳しい面がある一方で、他人を思いやる気遣いと共に自分に対しても評価が甘くなることもあります。

知識と同じ量の経験をつむこと

人やその場の空気に流されすぎてしまうことの多い柔軟宮の乙女座ですが、人のやりたいことや人のことだけでなく、同じように自分を大切に、失敗を恐れず”自分のやりたいこと”を目標を持ってコツコツと行動することが大変重要です。

蟹座が強く影響される”他者”と、獅子座の表す”自己肯定”というこの2つを再び分析することによって復習し、次の天秤座(調和)につなげるために“自分で考えて行動する”ことが乙女座にとって大きな成長になるでしょう。

つい頭脳ばかり使い続けていると、(行動に伴う失敗を恐れ)居心地のいいその場所に止まってしまい大切なことを経験する機会をどんどん失っていきます。

完璧主義者の乙女座なのでコンプレックスを隠してしまうことがよくありますが、それを思い切ってさらけ出すと実はチャームポイントだったということもあるのです。失敗しても、自分の得た知識が本当なのか実際に体験することが前へ進むためには大変重要です。

乙女座は”知識と同じ量だけ経験を積むこと”が成功の鍵となるのです。

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